made in heaven 3




  突然だけど僕の学校にはアイドルがいる。

    そんなものはどこの学校にもいるだろうって思うかもしれないけど、えーと、僕の言いたいのはそういうことではなくて、なんというかアイドルを職業としている人がいるという意味で要するにプロのタレントさんが僕の学校に通っているという、まあそういうことが言いたかったわけで、なら最初からそう言えばよかったのか。

  AKR47というグループはもう知らない人はいないんじゃないかと思うけど、一応説明しておくと「赤穂四十七士」をモチーフにした女の子のアイドルグループで当然メンバーは47人となっている。

  僕の学校に通っているアイドルの娘はそのメンバーで芸名を「不破数恵」ちゃんという。愛称は「フワワ」。

  グループ内ユニット「松の廊下走り隊7」の一人でもある。

  人気はトップというところまではまだいかないが、最近急上昇中で前回の「討ち入り」(ファンの間では人気投票のことをこう呼んでいる)では20位代から一気に11位まで躍進した。

  小柄でショートカットのどちらかというと美女というより愛嬌のあるかわいいタイプで僕好みでもある。

  きっと忙しいだろうに学校へは毎日来ている所がえらいと思う。さほど芸能人ヅラをするわけでもないので評判は悪くない。

  ただ、授業が終わるとすぐに帰ってしまうし、一応ボディーガード的な人物がこっそりと警護しているので友だちになるにはやや敷居が高い。

  そんな彼女と僕は遭遇してしまったのだ。


  園田のヤツに復讐してやろうと僕は意を決して、校内をうろうろして彼女を探していたのだがこんな時に限ってどこにも見つからない。おそらく学校をサボってどこかへ行っているのだろう。

  キョロキョロしながら歩いているもんだから、廊下でうっかり、人とぶつかってしまう。それが不破数恵ちゃんだったので僕はびっくりした。

 「あ、ご、ご、ごめんなさい。ちょっと探しものをしていたもので……」

 「うふふ、いいんですよ。でも危ないから気をつけてくださいね」

  嫌な顔もせず微笑みながら僕の目をしっかりと見て答えを返してくれる数恵ちゃん。

  彼女はそのまま行ってしまったのだけど、ただそれだけのことだったのだけど。

 「かわいい……」

  なんて清純でさわやかで素敵なコなんだろう。彼女が近づくだけで澱んだ空気が清められる感じがする。

  それでいて無意識に男を引き寄せるさりげないセクシーさも半端ない。

  細くて白いうなじ、制服からすこしだけ見える胸元の肌。

  その小柄な体を抱きしめて押し倒してしまいたいという衝動が湧いてくる。

  さすがはプロのアイドルだ。存在するだけで男を燃え上がらせてしまう。

  やりたい。理屈抜きで「フワワ」を思う存分犯したい。僕は頭に血がのぼってしまった。

 「うおおおお!!!!」

  僕はメモを1枚引き剥がして、一気に書きこむ。

  細かい設定はどうでもいい。ヤれればいいのだ。

  「不破数恵は機会があれば桐原裕也とセックスがしたいと思っている。そして不破数恵はセックスの天才」

  でも、どうせなら気持いいほうがいいのでセックス上手の設定だけは加えておく。

  さて、これをどうやって数恵ちゃんに貼り付けるか、だが。

  僕も人間だから学習する。すこしばかり頭を使うようにはなったのだ。

  彼女に近づくのは難しいがしかし……。


 「あのう、すいません」

 「はい?」


  物陰に隠れているボディーガード件マネージャーみたいなお兄さんをみつけて僕はサっとメモを貼り付けた。

 「僕から受け取ったメモを数恵ちゃんにこっそりと貼り付ける。貼り付けるとメモのことも僕のことも完全に忘れてしまう」と書いてある。

  そして、お兄さんにメモを渡す。

 「よろしくお願いしま〜す」

 あとは待つだけ。我ながらいい考えだ。


  数恵ちゃんが僕に接触してきたのは翌日だった。

  学校の中で、実に堂々と僕に声をかけてきた。

 「桐原くん、だったっけ」

 「ああ、あの」

 「私のこと知ってる?」

  前と同じで真っ直ぐ僕を見つめて話しかける。澄んだ瞳がたまらなくかわいい。

 「も、もちろん。君、有名だから」

 「明日、時間あいてないかなあ。ちょっと付き合って欲しいんだけど」

  何に?とは聞かない。でも、とてもセックスのお誘いとは思えないほど気軽な感じだ。

 「いい……けど。何時頃?」

 「そう、ねえ。明日の六時頃電話するから、番号教えて」

  というわけで僕はなんの苦もなくトップアイドルと番号交換してしまったのだった。


  次の日、僕はなんと直接、彼女の家まで呼び出されてしまった。

  彼女はAKRのユニフォームを着て待っていた。とんでもなく可愛い。

  僕が部屋に入るとにっこり笑ってすりよってきた。

  何も言わずに僕の肩に手を回し口を近づける。余計な会話はいらないというわけか。

 「フンム」「ムチュ」

  その瞬間、すでに彼女の太ももが僕の股間に、きつく押し付けられている。

  僕は、フリーズしてしまった。


  唇を重ねたままふたりとも動かない時間が続く。その間にも僕はどんどん盛り上がってきている。

  股間に触れた太ももからものすごくエロい波動が放射されている。のみならず、気づかない程度に細かく振動していることに気づいた。

  なんとも絶妙な感じで彼女の体温と震えが伝わってきて、そうはもう気持ちの良い事。

 (う、ぐ、だめだ、すごい、もう漏れそう……)

  あと数秒で臨界状態という状態で彼女はやっと次の動きを見せた。


  舌だけがするりと滑りこみ、僕の舌にからみつく。その瞬間に目の前にイナズマが走る。

 「く、ううううう!!!」

  そして次に数恵ちゃんが舌を動かしたときには、僕は脳みそ全体から精子が吹き出すような感覚に襲われて、強烈にイってしまった。

 「あ、あああああああああ……。うっうっうっ」

  それから後のことは記憶にない。白目をむいて失神していたらしい。

  数恵ちゃんに起こされたのは20分以上もたってからだった。

 「大丈夫ぅ?」

  数恵ちゃんが心配そうに声をかけてくれる。

 「うふふ、キスだけで気絶しちゃうなんて、桐原くん、か〜わいい!!」

 こっちにしてみれば、そんな爽やかな状況ではない。

  精神が持ちこたえられないほどの快感におそわれてなすすべもなかった。

  股間はジンジンしびれているが、もう精子を出しきって、やろうと思っても何も出来ない状況だ。

 「う、うん。大丈夫みたい。でもすごいね、数恵ちゃん。舌が触れただけで僕、もう……」

  セックスの天才などと書いたのが、まちがいだった。

  野球のド素人が打席に立っていきなりダルビッシュの球を打とうとするようなものだ。

  股間はシュンとしぼみ切ってしまっている。セックスをするどころではない。

  まだぼくを物欲しそうに見つめている数恵ちゃんにあやまる。

 「ごめん。今日はもう無理。また、改めて。よろしくおねがいします」

 「うん、残念だけど、いいよ。ちょっとうれしくて本気出し過ぎちゃった。エヘ。次は手加減してあげるから、きっとしようね」

  ニコッとわらうフワワ。かわいい。強烈にかわいい。さすがプロのアイドルだ。

  こういう状態でなければ押し倒すのは確実だ。

  でもまあ、今回は懲りたので彼女についてはいったんメモをはがしておくことにしよう。

  リベンジはかならずする。彼女だけでなくAKR47まとめていただいてやる。

  ここですぐメモをはがすとまずいので、後日またマネージャーを使った。

  マネージャーに貼ったメモをはがすと代行して貼ってもらったことまでがなかったことになってしまうので、それでOKである。

  つくづく便利なメモだ。



  学校では国語の授業だけがリラックスできる。

  高安久美先生の授業だからだ。

  もうすぐ25歳になる独身の美人女教師、と言葉だけ聞くとエロい感じがするけど、高安先生はそういうイメージからは程遠い。

  ややぽっちゃり系の丸顔で子供のようなカワイイ顔立ちだけど、とにかく真面目で堅い。

  敬虔なクリスチャンのような(もしかしたらほんとにそうかもしれない)キャラで、言い方は古いけどまさに穢れを知らぬ乙女という表現がぴったり来る。

  服装もきっちりとした露出の少ないブラウスにロングのスカートに決まっている。

  きわめて色気がないのだが、ちょっとでもイヤらしい話をすれば、真っ赤になってうつむいてしまう純情さが、たまらないというファンも多い。

  性格もとっても優しくていつも微笑んでいる。誰も怒ったところを見たことがない天使のような人だ。

  あの高安先生でもエロいことを考えたりすることもあるのだろうか。

  そんなことを考えてると先生の快感にあえぐ顔が見たくてたまらなくなってきた。

  あのかわいい顔を肉欲でゆがませてやりたい。なんだか嗜虐的な気分がふつふつと湧いてくる。

  僕はしばらく考えてメモにサラサラと書き込んだ。

 「高安先生は今日、突如角オナニーに目覚める。机の角なんかに股間をこすりつけるとたまらなくいい気持ちでエロエロになってしまう。人に見られないようにこっそりしようとするけど僕にだけは見られてもかまわない。むしろ見ていて欲しいと思う」

 
  これを先生が教科書を読みながら僕の横を通ったときに、こっそりと貼り付ける。

  別にバレても怒られる心配もないし、実に簡単に成功する。さて。


  そのまま授業は進む。高安先生は教壇に戻ると板書を始めた。書き終わって説明しようと振り返った拍子に偶然、股間が教壇の角に少し触れる。

 「あん…」先生の顔色が一瞬変わる。気づいたのはたぶん僕だけだ。

  先生は飛び退くようにして教壇を離れ、ちょっと首をかしげ、じっと角を見ている。

  気を取り直して授業をすすめる高安久美先生。

  でも、ちらちらと目が教壇の角へ行ってしまう。授業もなんとなく落ち着きがなくなってきた。

 「ごほん、この……主人公の心情の……心情の……、え、となんだったっけ。ああ、そうか。沢口くん。この選択肢の中からえらぶとすればどれですか」

  授業を進めつつ、先生は教壇の中央に立ち、手をついて前に乗り出すように生徒に質問をしだした。

  わからないように股間をこすりつけて、確かめているようだ。僕だけはわかっているけどね。

 「そう……アハ……では、なぜ彼は……クウン……そういう行動を取ったのか。串本さん、どうですか。ア……」

  言葉の間にほとんど聞こえないほどの喘ぎ声がはいっている。顔も赤くなってきた。

  腰の動きがちょっと目立つようになってくる。もうそろそろヤバイかなと僕が思ったときにちょうどチャイムがなった。

  先生はハッと我に返ったように教壇から腰を離して授業を終える。

  教室から出るときに、何だか名残惜しそうに教壇を見る目が、なんともエロくて僕はちょっと興奮。

 「クミチン、今日はなんかちょっと変だったよなあ……」

  渡辺が僕に話しかける。クミチンは男子生徒の中での高安先生の愛称だ。

 「なんだか、ちょっとふらついてたし、風邪かなあ。でも、あんな色っぽい感じの先生ははじめてだなあ。ちょっとドキってしちゃった」

  やはりわかる人にはわかるのだ。

 「さあな。先生だって風邪ぐらいひくだろ。お前ってクミチンファンだったっけ」

 「いやあ、あんまり趣味じゃないけど。黒鬼よりはマシだけどな」

  黒鬼の名をだされて、ちょっと動揺したけど僕はそんな話には気のない様子で立ち上がり渡辺の耳にふっと息を吹きかけてから教室を出る。

 「な、な、な、なにすんだ。桐原!!!」

  真っ赤な顔して怒っている渡辺。かわいいぜ。


  もはや角オナの虜になってしまった高安先生。今はきっと落ち着かない気分でいる筈だ。

  いますぐ股間をこすりつけたくてたまらないけど人目があるからそうもいかない。

  先生が次に取る行動は予想済みなのだ。


  放課後。誰もいなくなった教室に先生がこっそり入ってきた。

  僕は気付かれぬよう机の下に隠れている。

  先生は周囲にだれもいないことを確かめながらまっすぐに教壇に向かう。

  部屋の電気もつけない。

  教壇の前にたつと「はあ」とため息をついて、指で何度か机の角を撫で回す。

  そして意を決したような顔をすると、そのままクイっと腰を角におしつけた。

 「はぁあああああ……」おもったより大きな声が出た。

  先生自身も少し驚いたようで、いったん教壇から飛び退く。

 「なんで、なの……でも……いい……」

  自分の中の変化に戸惑いを感じながら、やはり角の誘惑には抗い切れないのだろう。先生はふたたび教壇へ近づく。


 「あふん……ああ、いい……」

  スカートを捲り上げてパンティの上から角にグイグイと股間を押し付けている。

  めったに見ない先生のお尻と白い太ももだが、思った以上にむっちりした肉感で興奮する。


 「ああん、あああん……」

  体をくねくねさせて、たまらない喘ぎ声を上げながら先生はオナニーを続ける。

  あの清純でかわいい先生のこんなイヤラシい行為を目の前にしてぼくは大興奮だ。

 「あん、あん、あはああん」

  高安先生はもうオナニーに夢中になっているようなので僕は机の下から這いずり出て堂々と観賞を始めることにした。

  先生は真ん前でじっと見ている僕に気づいているのだかどうだか、ただ快感をたのしんでいるようだ。


  腰の動きが激しくなる。グイグイと股間を角に押し付けては悶絶する。

 「あ、あ、あ、すごい、こんなの初めて、あああああ〜!!!」

  体の角度が次第に傾いて、体重が余計に股間にかかってくる、そしてやがてついに…足の爪先が宙に浮いた。

  いま、先生は股間の一点で全体重を支える形で机の角に乗っかっている。

 「あん、あん、あん!!これ、これなにぃ〜」

  そのまま体全体をじたばたさせて股間の刺激を味わっている至福の表情の高安先生。

 「こんな、こんな、こんな……でも、いい、いいわぁ……」

  エロい。あのやさしい高安先生がこんなに淫らな表情を見せるとは。僕の想像を超えている。

  先生のいやらしさと熱気と匂いで僕の股間も完全に硬くなってしまった。

  先生が喘ぎながらなにかブツブツ言っている。近づいてよーく聞いてみると。

 「はあ、はあ、かみさま……おゆるしください……おゆるしください……ハァハァ」などと小さな声でつぶやいているのだった。

  ここへ来て、なお真面目な先生。さすが。

  でも考えてみると、神に許しを請わなければならないほどエロくなっちゃってるってことで、それを先生の口から聞けたことに興奮が増す。


  そうこうするうち動きは更に激しく声はさらに大きくなる。

  絶頂が近づいてきたのだ。

  やがて動きがやや緩慢になって腰が細かくカタカタと震えだした。

 「あ、あ、ああ…」

  あの高安先生の声とは思えない淫靡さだ。さあ、イッちゃえ、先生。

 「いや、あん、い、い、いく…。あん、角でイッちゃうんんんん!!!!!」

  先生の体が一瞬ピ〜ンと伸びる。ついにイッてしまったようだ。

  
  そして一気に力が抜けて机から床へと崩れ落ちる。

 「はあ、はあ、はあ、なんで……こんな……」

  床に倒れてまだ少しビクビクしている高安久美先生。

 「こんなに気持ちのいいことがあったなんて……」

  放心したような先生の顔もなかなか可愛くて良い。


 「せーんせ」

 「え?だれ?」

 「やっと気づいた?」

 「桐原…くん?やだ、見てたの?はずかしい……」

  高安先生がパンツ丸見えのまま横たわって恥ずかしがる姿はなんともいやらしい風景だ。

  渡辺にも見せてやりたいもんだ。

  メモには僕に角オナを見られるのは平気と書いたので、先生は慌てたり取り乱したりすることはない。

 「だれにも、言わないでね。桐原くん」

  服を整えて床に座りなおした先生は、もういつもの高安先生だ。

 「ええ、もちろん。大丈夫ですか、先生」

 「え、ええ。もう大丈夫。もう、遅いわ。桐原くんも帰りなさい」

  そういって、ややうるんだ目で無意識に髪をかき上げる先生。

  でもやっぱり、いままでとは違う――もう、勃起しちゃうほど色っぽい。


  帰り道は先生と一緒の方向だった。

 「私、やっぱりおかしいのかしら。それとも病気かも」

 「いや、先生は正常だと思いますよ。言わないだけで女の子は、みんなやってますから」

 「本当?私は聞いたことないわ」

 「先生は真面目だから、誰も話さなかっただけですって。健康な女性なら性欲があってあたりまえだし、恥ずかしくもないし病気でもありませんよ」

 「性欲って…。やだ。桐原くん……」

  真っ赤になってうつむく先生。かわいいったらありゃしない。その上に今までにない色気が漂って、なんだかたまらなくなってくる。

 「じゃ、私はこっちだから。桐原くんも気をつけて帰りなさい。それからくれぐれも……」

 「わかってます。誰にも言いませんから」

 「ありがと。あ、それから桐原くん」

 「はい?」

 「ううん。なんでもない。また、明日ね」

 「はい、さようなら」

  そういってわかれた先生の後ろ姿を僕はしばらくながめていた。

 「やっぱり、ちょっと気になるなぁ」

  なんとなくもやもやしたものが残っていた僕は、こっそり先生のあとをつけることにした。


  先生は、そこから10分ほど歩いたところのマンションに入っていった。

  ここが自宅なのだろう。

  先生が入っていってからちょっと間をおいて僕は中に入る。

  管理人がいたので、メモを使ってマスターキーを手に入れてみごとマンション潜入に成功。

  先生の部屋までたどりつくとしばらく中の様子をうかがいつつ、鍵を開けてスッと中にすべりこんだ。

  まあ、みつかったところで高安先生のことだから、怒ったり追い出されたりすることはないだろう。

  人の気配はあまりしない。マンションの広さから考えてもおそらく一人暮らしだ。

  あの高安先生が男と同棲など考えられない話しだし。

  キッチンと思しき方向から物音がする。僕は用心深く音のする方へと進んだ。

 「はあ、はあ、はあ……」

  先生の喘ぎ声だ。

  僕は思い切って覗き込んでみた。

  先生は帰った時の服のままでキッチンのテーブルの脚を股にはさみこんであそこをこすりつけてしきりに上下させている。

 「はあ、はあ。これも……気持ちいい……」

  腰が実に下品にクイクイ動いている。

 「はあ、さっきは桐原くんに見られてたの。久美があんなことしてるとこ生徒にみられたのぉ!!あん、恥ずかしい!!恥ずかしいよぅ!!あうっ、イク!!!」

  僕に見られているのを思い出したら急に感じてしまったみたいだ。

 「ふう、桐原くんのこと思い出したら急に気持ちよくなっちゃった。私ってやっぱり病気なのかしら」

  先生は立ち上がると、またじっとテーブルの角を見ている。

 「もう、いいわよね。もう……、でも、やっぱり……」

  手でテーブルの角をなで回していると、たまらなくなってきたのだろう。また股間を押し付け始めた。

 「ああ、くううう……」更に感じやすくなってきているようで股間に当てた瞬間から目を閉じてすごく悶え始める。

 「ああ、桐原くん……。桐原くんに見られてる、見られてるの……」

  僕に見られているのを想像して感じているらしい。

 「先生、見てるよ。僕がじっとみてるからね」

  僕は、そのまま先生の前に出て行って声をかけた。

 「ああ、桐原くんが見える…見て、見てえ…」

  幻覚が見えていると勘違いしているようだ。

 「先生、幻覚じゃないよ。僕です。桐原です」

 「ええ?あん、なんで?なんで桐原くんがいるの?」

  驚きながらも腰の動きを止めることができない。

 「まあ、今は気にしないで、僕が見ていてあげるから角を存分に楽しんでください」

 「ああ、ほんとの桐原くんが見てる、見てる、あ、あ、あん、クイクイクイ」

  腰が激しく動く。

 「ああん、また、イク、イク……」

  先生は何度もイきつづける。体をビクビクさせながらも股間をこすりつけ続けている。

 「桐原くんの視線を感じると、また感じてきちゃうの、あん、あん」

  先生が力尽きてオナニーをやめたのはもう夜中に近かった。


  やっと何とか落ち着いた所でティータイムとなった。

 「あの、桐原くん……お願いがあるの」

 「はあ、なんでしょう」

  先生がまた、やや思いつめた表情でもじもじしながら話し始めた。

 「また、私がこういうことをする時、見ていて欲しい。気持ちいいということもあるけど、なんだか桐原くんがいてくれると安心できるというか、あまり罪の意識にとらわれないような気がするの。だめかしら」

  そりゃもう願ったり叶ったりなんだけれども

 「いいけど、僕からもお願いがあるんですけどいいですか」

 「なに?」

 「先生の感じるところ見てたら僕もたまらなくなってるんです。手でいいから抜いてもらえませんか」

 「抜くって?どういう……」

 「僕のチ○ポを先生の手でしごいて射精させることです。お願いします」

 「え、ええ?わたしがそんなこと……」

  エロくなったとはいえ、高安先生は高安先生だ。男性器を直に触ることに躊躇している。

  でも、すぐに真顔に戻る。

 「そうね、私だけがいい気持ちになるのは申し訳ないわね。いいわ。私の手で良ければやってあげます」

  先生はまっすぐ僕を見て答えた。


  僕がすでに勃起したチ○ポをとりだすと、先生は眩しそうに見ながら神妙な面持ちで手を差し伸べてくる。

 「こ、これでいい?」

  先生の柔らかい手がそっと僕の竿を握る。

 「ふへえ……」

  まさしく天使の羽でなでられたようなソフトタッチに僕のイチモツはさらにカチカチになってしまう。

 「う、うごかして、先生……」

 「は、はい」

  ぎごちなく先生の手が動く。この刺激がなんとも言えず……いい!!

 「あ、あ、あ、も、もう……」

  先生のオナニーを見てさんざん刺激されてきたためか、すぐに射精感が高まる。

 「なに、これ、すごく固い。なんだか、ピクピクしてきた。え?え?キャッ!!」

  大爆発した僕のイチモツ。その勢いで僕の精液が先生の顔を直撃してしまった。

 「ふわあ、なに、これ、いやだああああ…… うふふふ」

 「えへへへ」

 「はははははは……」

  何故かふたりとも笑い出してしまった。



  メモの力を使えばあのまま先生を犯してしまうことも出来たのだけど僕はやめておいた。

  高安先生の純潔を汚すにはしのびなかったし、そんな純真な先生と角オナニーのミスマッチが楽しめると思ったから。

  十分に先生のエロい姿を見ることができたし、まあその気になればいつだって出来るしね。

  そのかわりというかメモは剥がさずそのままにしておいた。先生の角オナ好きはこれからも続くというわけだ。

  
  それからも先生のオナニーにはちょくちょく付き合わさせられてる。

  最近のお気に入りは体育倉庫の跳び箱で、あのみんなの汗や垢で汚れた角にこすりつけるのが結構たまらないという。

  忍びこんでは暗い体育倉庫の中で気持ちよさそうに、アンアン言ってる。

  ついには跳び箱を家に持って帰りたいという先生をなだめるのが大変だった。

  近々、自宅に新しい家具セットを購入していろんな所で楽しめるようにするそうだ。僕も今度またお呼ばれしている。


  そんなある日、先生が真剣な顔で僕に相談してきたのだった。

 「桐原くん、あのね……」

 「はい?」

 「私、今度、校長室の机でやってみたいの。どうしても……」

  高安先生の新しい野望である。まあ、かわいい先生のために僕が何とかしてあげるよ。

   <続く>

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