ショート・ストーリーズ3




 プラシーボ


 「相葉〜!!ちょっとこっちこい」

 相葉は私の職場の3つ下の後輩だ。

 背も高く、もうちょっと顔を引き締めればイケメンといえなくもないが、なんせバカなので一向に女にもてない。

 実は少し私に気があることも、私はちゃんと知っている。

 そんな相葉をからかうことが最近の私のストレス解消法になっている。

 とにかくバカなので、面白いほど引っかかる。何度でもダマされる。

 相葉は私が呼ぶと小型室内犬のごとくうれしそうにハアハアいいながら飛んできた。

 「な、なんすか。凛子センパイ!!」

 「おまえ、女にもてないだろ」

 「持てないっす。いつもふられてばっかりっす。あはははは」

 「なに、笑ってんだ。バカ。そんなお前にモテる方法を教えてやろうと言うんだ。ありがたく思え」

 「えええ?まじっすか?嬉しいっす。教えてください。センパイ」

 まるで人を疑うことを知らないこのバカをとてつもなくひどい目に合わせたい衝動がとまらない。

 (うひひひ…)

 心の中でほくそ笑みながら、おもむろに用意したタブレット菓子を取り出す。

 「誰にも言ったらダメよ。これは私が極秘に入手した媚薬―惚れ薬」

 「おおお、すごい。すごいっす。センパイ。ありがとうございます」

 「こら、まだなんにも説明してないだろ。これは特殊な媚薬で、落としたい相手に飲ませるんじゃなくて自分が飲むの」

 「はあ」

 「これを飲むことによって一時的に大量のフェロモンと魅力オーラが発生して、狙った相手をメロメロにしてしまうことが出来る」

 「はあ、おれバカだからよくわかんないけど。おれがそれ飲めばいいんですよね」

 「そういうこと。これを飲んで、ヤリたい女の子の目を見て『愛してます』っていえば、もう100%落ちちゃうから。ガンガンナンパしてきな」

 「ういっす。いってきます。ガンガンナンパしてくるっす。センパイありがとうございます」

 「とにかく絶対落ちるんだから、おもいっきりレベルの高いとこ狙えよ。ほら、頑張ってこい」

 私から「薬」をうけとると相葉のバカは街へ飛び出していった。

 「ヒヒヒヒ…」

 あいつが明日ボコボコにされて出勤してくるのが楽しみだ。


 「おはようございまーす」

 翌日、元気いっぱいで出社してきた相葉を見て私は少し失望する。

 バレたのか?いや万が一にもアイツが騙されたと気づくとは思えないのだが。

 「センパーイ、昨日は有難うございました。すごかったっす。あの薬マジ、ハンパねえっす」

 「え??」

 「すっげえ、キレイな女の子6人ぐらいとやりまくってきたっす。今日は太陽が黄色いっす。デヘヘ」

 あの薬がきいた?そんなはずは…。

 「で、今朝も薬飲んできたっす。センパイ…」

 「え?」

 「愛してます」

 キュン。

 なんだ、この胸を締め付けられる感じは。

 でも、相葉ってあらためてみると何だかかわいい……。

 「ねえ、もう一回言って」

 「愛してます」

 キュキュキュキュン。

 ああ、もうたまんない。こいつ…相葉がほしい。

 こいつとシたい。どうしてもこいつの子供を孕みたい…。

 「相葉ぁ〜」

 たまらず相葉を抱きしめてキスをする。

 「さ、行こ」

 「行くって、どこに行くんスか」

 「ホテルに決まってるじゃん。まず、一発して、それから結婚式の日取りとか新婚旅行の行き先とか色々かんがえて…」

 「ええ、でも、まだ会社が…」

 「そんなものは、どうにでもなるの。私と結婚したくないの?」

 「あ、したいッス。行きましょ行きましょ」

 こういうときバカは話が早くていい。

 会社を飛び出すと私の携帯が鳴る。

 今付き合っている男からだった。

 「あ、もしもし、ちょうど良かった。もうあんたと別れるから。え?いいよ、もう。いまから子供作りに行くところだから。はい。切るね」

 もう、横に相葉がいてくれるだけでいい。

 相葉のいきり立ったモノが私の中に勢い良く突き立てられるのを想像して、それだけでもうイきそうになっている。

 「相葉…」

 「はい?」

 「幸せになろうね」

 「ウイっす」



 メンテナンス


 その朝、新妻紗英子は夫を送り出し台所で洗い物をしているところだった。

 ピンポン、とドアチャイムが鳴る。

 「はい」

 「排水口の点検です」

 先日のこのマンションの回覧板で今日が各家庭の排水口点検の日だということは聞いていた。

 「ああ、ご苦労さまです、すぐ開けますので……」

 玄関の扉をあけると白髪交じりの作業服の初老の男が立っていた。

 「お邪魔します。すぐおわりますので」

 男の胸ポケットに刺さったペンの先のようなものがチカチカと点灯している。

 「あの、それは……」少し気になった紗英子は訪ねる。

 「ああ、これですか。最近は電子機器が発達してねえ、排水口調べるのにもこういったものを使うんですよ。見てみます?」

 「え、ええ……」

 知らず、目がその赤いチカチカに引き寄せられてしまう。

 吸い込まれるような感覚。そしてはっと我に返る。

 「あ、わたし、すいません。ぼーっとしちゃって」

 「ああ、いえいえ、お疲れなんでしょう。すぐに終わらせますから。じゃ、とりあえず排水口、見せてもらえますか」

 「あ、はい」

 紗英子はなんのためらいもなく、スカートを落とし、ストッキングもパンティも脱ぎ捨て下半身裸で四つん這いになり尻を男の方へと向けた。

 なぜなら、排水口を調べてもらわなければならないから。回覧板でも知らされていたことだから…。

 「あの、どうでしょうか」

 なぜだか、少し恥ずかしい。排水口などという自分の家の恥部とでも言うべきものを他人の目にさらすということが普段ないからだろうと紗英子は考える。

 排水口がものすごく汚れていたら、たとえこの男が他言しないとしても主婦である自分の恥になるような気がするからだ。

 「あの、どうでしょうか」

 「ああ、ちょっとまってください。調べますのですこし穴を広げてもらえますか」

 「はい」

 すこし股を広げ気味にして片手を股間にやり指で割れ目を広げてやる。

 「これでいいでしょうか」

 「ああ、結構です。そのまま、そのまま」

 男はペンライトで穴の奥まで照らして中を確認しているようだ。

 なぜだか、顔が赤くなる。妙にドキドキする。もし、汚いと言われたらどうしよう。

 「あ、あ?あああ」

 男の反応がとても気になる。

 「どうでしょうか」

 「まあ、だいたいこんなもんだと思いますが、ちょっとサビと汚れがついてしまっているので、洗浄しますね」

 「ええ?」

 「いや、お宅だけが特別汚いというわけではないです。使っていればこれぐらいにはなります。えーそのままよつんばいでいてください。洗浄を開始します」

 男はやおらズボンとパンツを脱ぎ捨てて下半身を丸出しにする。その股間は完全に屹立していた。

 「まあ」

 なんてりっぱな洗浄機なんだろう。あれならきっと綺麗になるわ……と紗英子は作業員の股間に感心する。

 男は極めて事務的に洗浄用の棒のようなものを紗英子の股間に挿入した。

 「ん、ん、んんん……」

 「は。ぁあ……」なぜか声が漏れてしまう。

 「はい、もうちょっと奥に入れますよ。我慢してください」

 「は、はい。あ、あう」

 「じゃ、洗浄しますね。前後に動きますよ。はい!」

 「あ、あああああ〜」体が熱い。洗浄棒がなかでこすれて、なんとも言えない快感をもたらしてくれる。

 「ん?ここらへんがまだちょっと汚れてるかな。クイクイクイ」

 男の腰の動きが激しくなる。

 「あああ。あん、だめん。もう、もう……」

 喘ぎ声を出しながら大きく首を振る紗英子。

 「はい、もう少しです。う、う、う、あ、でる……」

 「あ、あああああ〜」男が強くついた瞬間に紗英子は絶頂に達する。

 洗浄棒の先からなにかがドクドクと流れ出ている。

 「いま、仕上げの洗浄液をだしていますから、じっとしていてください。はい、これできれいになりました」

 男は棒を引きぬいた。もはや力強さを失ったそれはなぜかヌラヌラと光っている。

 男はそれをティッシュで丁寧にふきとりながら

 「これで全て終了です。汚れは完全に取れましたからご安心ください」

 「は…い…」快感にぼーっとした表情で紗英子は答えた。

 「じゃ、こちらに作業確認の印鑑いただけますか」

 「はい……。あの…」

 「なんでしょう」

 「まだ、少し汚れているような気がするので、もう、もう一回洗浄してもらうわけにはいかないですか」

 紗英子はほんのりと頬を染め上目遣いで作業員に懇願する。

 「いえ、次のお宅が待っておられますので。大丈夫ですよ。もうすっかりキレイですし、なんなら旦那さんに細かい汚れをとってもらうだけで十分ですから」

 「ええ?ダメですよ。うちの主人では……入口付近のゴミしか取れません」

 えー、お後がよろしいようで……。



 肉食課長


 営業部の若手男性社員、川田、山口、則末の三人が会議室で待機している。

 チームミーティングということだが、要は営業成績の悪い彼らのチームを呼びつけて課長が説教するというあまりありがたくない会議である。

 三人にとって更に嫌なことは彼らの上司がSっ気たっぷりの女性であることだ。

 20代にして課長にまでなったやり手の美女ではあるが、彼らに対しては異常に厳しい態度をとっている。

 自分の成績を第一に考えているのでいつも足を引っ張るこの三人の部下のことが疎ましくて仕方ないようだ。


 この三人のチームは最近特に成績が悪い。

 なので恐ろしい課長をビクビクしながらまっているはずなのだが、川田だけがなぜかなにやら楽しそうだ。

 「川田、なにニヤニヤしてんだよ。お前もついにMに目覚めたか」

 「いひひひ、今日は特別なんだよ。お前らに教えてやる。俺は竹内課長を洗脳した」

 「洗脳した?」

 「厳密に言うと洗脳してもらった、だけどな」

 「どういうことだ?」

 「俺の大学の同期にMC社に入社した奴がいてな、そいつの紹介で格安の洗脳プログラムを買ったんだ。この日のために」

 「MC社ってあのマインドコントロール社かよ。そりゃすげえ」

 「今日の竹内課長は、いや竹内絵美里ちゃんは、若い男好きのエロエロスケベ女になっているというわけだ」

 「おお、そんな淫乱女と若い男三人がこの密室で」

 「何事もなかろうはずがない」

 「うううう、すげえ、あの竹内課長を俺たちがマワすのかよぅ!!!信じられねえ」

 恐怖から一転、ワクワクして課長を待つ三人。


 カツンカツンとヒールの音が響く。

 「来た……」

 ドアが開いて竹内課長が登場する。その出で立ちからしていつもと違っていた。

 胸を強調するぴったりしたジャケット、超ミニのスーツに生脚。

 普段は決してみせることのない、スラっと伸びたセクシーな白い脚。しかも。

 「あ、あれ、ノーパンじゃねーか?」

 「え?マジ?」

 「いや、よくわかんねえけど。そういえばノーブラみたいにもみえるな」

 ひそひそと嬉しそうに囁き合う男たち。


 課長は無言のままホワイトボードの前に立つ。

 三人は一応殊勝な顔をしておとなしく座っているが、どうしても期待で顔が緩んでしまう。

 「さて」

 期待に満ちて顔を上げた三人の目にうつったのは意外にも常にもまして恐ろしい課長の形相だった。

 「あなたたち、今日は何で集められたか、わかってるわね」

 「は、はい……」

 「山口、なんでだか、言ってみろ」

 「はい、その、私たちの、その、仕事が、その、成績がその、いまひとつなので、頑張らなきゃいけないかな、と……」

 「はあ?いまひとつ?この2ヶ月で実績ゼロよ!ゼロ!!何考えてんのよ。会社なめんじゃないわよ」

 いつの間にやら手にした指し棒でデスクをパン!とたたく竹内課長。

 ビクっとする三人。

 「おい、話が違うじゃねえかよ。どうなってんだよ」

 「そんなこと俺に言われても」

 「そこ、何をヒソヒソ話してる?真面目に聞いてんの?私もね、上の方に言い訳するのが大変なわけよ。分かる?結果は出てないけど努力を認めてやってくださいっていって今まではなんとかしてきたけど、この実績じゃもう限界ね。会社やめてもらうか左遷させられるかしかないんじゃない」

 「さ、左遷って」

 「ちょうどインドネシアとニュージーランドで漁船に乗る人員がたりないらしいわ。言葉が通じなくても出来る仕事らしいから安心して」

 「そ、そんなあ……」

 「頑張りますから勘弁して下さい」

 「お願いしますぅ」

 「んもう、うっとうしい。あのねえ、あなたたち自分たちの何が悪いかちゃんとわかってるの?」

 「それは、その、営業の成績が……」

 「成績は悪いわよ。でもね、それが本当の問題じゃないの。いくら頑張ったって売れないときはだれにだってあるわよ。それよりも仕事に対する態度。人生に対する姿勢。それが一番の問題。最近は草食系とかなんとかすましてる男ばっかりでほんとになさけない。男ならねえ、なんにでも食いついていくガッツと迫力を見せなさいよ。へらへらしてないで!!」

 「はあ……」

 「すいません」

 「……」

 下を向いてもじもじしているだけの三人に課長の怒りがまた爆発した。

 「お前らそれでも男か。チンポコついてんのか!!!」

 「チ、チンポコって……」

 「お前ら三人、ズボン脱げ、パンツ脱げ、下半身スッポンポンにしろ」

 「え?」

 課長の顔は真剣だ。冗談を言っているわけではなさそうだ。

 「はやくしろー!!!!」

 「はい、はい、はい」

 三人はあわてて着ているものを脱ぎ捨て下半身丸裸になる。

 「よし、こっちを向いて立て」

 「えええ?」

 「はやくしろ」

 仕方なく男たちは机の前に下半身を丸出しにしたまま起立する。

 課長は顔色ひとつ変えず遠慮もなく三人の股間をジロジロとみまわしている。

 「なんだぁ?こんないい女、前にして勃起もしていないとはどういうことだ!」

 「え、ええ?」

 「なさけない。いくら私が課長でもあなたたち三人でかかればどうにでも出来るでしょう。それぐらいの気概を見せろといってるの」

 「は、はあ……」

 少し雲行きがおかしくなってきた。

 「わかったら。たてろ」

 「え?なにを」

 「チンポコにきまってるだろうが!!!!」

 「ひえ〜」

 「そんなに急に言われても、たちませんよう」

 「ん〜。もう、もどかしい。もういい!!」

 言うが早いか、竹内課長は川田のチ○ポをぱくりと咥えこむと舌でねっとりと舐め回し始めた。

 「あふう、か、かちょう、な、なにを…」

 「にゅぽ。あなたたちが自分でたてられないなら私がビンビンにしてやろうっていうんじゃないの。パクっ、ずいーっ」

 「お、お、すごい、そんなにバキュームされたら、あ、あ、あああああ」

 「にゅぽ。よし、川田は勃起したな。次は山口か。川田、もらんすんじゃないぞ。しぼませても承知しないからな」

 「ふぁ、ふぁい……」川田は気持ちよさですでに腰が抜けそうになっていた。

 竹内のおもいがけないフェラチオで三人の股間は完全に屹立している状態となった。

 「ようし。それで?」

 「は?」「それで、とは?」

 「んもう!!!だからあなたたちはダメなのよ。発情した男が三人。目の前にこんな美女がいるのに何で押し倒そうとはしないの!!」

 「はあ、よろしいんでしょうか?」

 「いちいちお伺いを立てて女を犯すの、あんたらは!!だれからでもイイとっとと来い!!」

 「は、はい、川田、行きます!!」

 ホワイトボードに手をついてこちらに尻を向けている竹内課長。やはりスカートの下にパンティはなかった。

 川田は後ろから胸に手を回し、腰をそっと竹内課長の尻に押し付けていく。

 「なんだあ?そのへっぴり腰は。そんなもんで女が感じる?もっと力強くぐいっと突いてきてよ。ぐいっと」

 「は、はい」

 もうやけくそである。川田はイチモツを課長の股間に挿入するとがむしゃらに腰をうちつける。

 「パン、パン、パン。はぁ、はぁ、はぁ……」

 「う、ぐ、う、ようしいいわ、その調子。今の気持ちを忘れないで、ああん、もっと、もっと〜」

 竹内の初めて出した色っぽい声に川田も反応する。

 あっけにとられていた他の二人も次第に興奮してくる。

 「す、すげえ、川田がバックであの課長を犯してるぅ。夢じゃないよなあ」


 「か、課長、もう、出そうですう」

 「ようし、出して。思いっきり中へ」

 「で、でも、課長、生で出して妊娠しちゃったら……」

 「バカヤロウ。大の男が女一人犯してるのよ。絶対に孕ましてやるぐらいの気力がなくてどうすんの。根性で出せ!!!」

 「ひえええ、そんなあ」課長の言葉を聞いて川田のチ○ポはヘナヘナとしぼんでしまった。

 「ああ?なんなのお!?。この根性なし。次、山口、来い!」

 「はい!!行きます」

 川田にも勝る勢いで山口は竹内に襲いかかる。

 「あ、うふう、山口のほうが少しでかい。う、でも大切なのはでかさじゃないわ、気持ちよ、決して折れない気持ち」

 「はい!課長、くいくいくい、あ……」

 「なんだあ?」

 「す、すいません」あっというまに射精してしまった山口はすでに股間をしぼませてしまっていた。

 「うぐうう、腹立つ。あんたらは本当に……則末、あとはあなただけよ。三人がかりで私一人をイかすこともできないなんて情けないと思わないの。ちょっとは根性見せて」

 「は、はい。やります。頑張ります」

 プレッシャーでガチガチになった則末はあわてて力任せに竹内に挿入する。

 「あ、あ、課長、気持ちいいですぅ」

 「バ、バカ!!そこじゃないわよ。何、いきなりアナルに突っ込んでんの。あ、いててて」

 「ごめんなさい。すぐ抜きます!!お、お、お」

 則末は抜いた瞬間に射精してしまう。

 「ふうん、もう!!若い男が三人揃ってどういうざまなの?やっぱり左遷ね」

 「そ、そんなあ……」

 男としても完全否定されて、ショボンとする三人の男とその股間であった。

 もはやそんな三人には期待できないと悟ったのか竹内課長は指図し始めた。

 「川田は仰向けに横になって。山口はその右側、則末は左側にこっちを向いて立つ。いいわね」

 竹内がてきぱきと出す指示に従って男たちが動く。

 「じゃ、いくわよ」

 竹内は股間をうごかしで横になっている川田のチ○ポを刺激する。

 川田も次第に復活してくる。

 「か、課長、これもたまらねえっす!!」

 ふたたび十分な硬さをとりもどしたのを見定めると手際よく自分の中に挿入してしまう。

 「ヌルヌルヌル……、あ、う」  「お、おおお、おお、課長、ああああああ〜」

 竹内は腰を複雑にグラインドし始めた。

 「今度は我慢するのよ。歯、くいしばって頑張って。できなければサラリーマン人生の終りと思ってちょうだい。クイクイ」

 「は、は、はい」

 上に乗っている竹内が動くたびに電気が走るのを感じる。風俗など比べ物にならないほどの刺激に耐えるのに川田も必死である。

 「山口、則末、もうちょっと近づいて」

 「は、はい」

 竹内は二人を引き寄せると左右の手でしっかりとそれぞれの竿を握り締める。

 「ふう」「はぉう」

 男二人からため息が漏れる。

 二人の股間を握りしめた手が激しい速度で動き始めた。

 「シコシコシコシコシコ…」

 「う」

 「うわああ!」

 これまた急激な刺激に叫び声を上げる二人。

 やがて竹内は山口のチ○ポに口を寄せていく。この間も腰や残りの手の動きをやめることはない。

 山口のチ○ポはすぐにすっぽりと竹内の口の中に吸い込まれてしまった。

 「ネロン、ネロン、グチュ……」

 「う、課長、なんて丁寧な舌使い……。あ、あ、あ、そこ、なめちゃいますぅ?うううう、あ、だめだあああ」

 「ちゅぽ。出すなよ。私がいいと言うまで耐えろバカ」

 そして竹内は則末にとりかかる。

 「チュパ、チュパ、チュルルン」

 「ほぅ、ほぅ、くぅう」

 三人は必死で耐える。ここで耐えなければクビか左遷という瀬戸際なのだ。

 「ああん、いい、よくなってきたぁ〜」

 竹内課長もようやく感じ始めたようだ。腰はさらに激しく、両手でのシコシコも加速していく。

 「いいわ、いいわ、もっとつきあげて、あん、あん、あん」

 「ううう、課長!課長!課長〜!」

 「あああ、もうイってもいいすかあ?もう、もう限界ッスぅ」

 「お、おれも、だめだあ」

 「私も、もうイ、イク〜」

 竹内課長の声をきっかけに男三人がほぼ同時に射精する。

 「ぴゅ」「どぴゅ」「ぴゅるるるる」

 「あふううう」生で膣内に出されつつ顔の両側から精子をぶっかけられて竹内課長は恍惚の表情だ。


 「はあ、はあ、やればできるじゃない。ちょっと見なおしたわよ」

 「いえ、すべて課長のおかげです。ありがとうございます。今日のことは一生忘れません」

 「おれも」「おれも」

 「すぐに何か変わるわけではないけど、すこしずつでも上を目指していく気持ちが一番大切だって言うこと」

 「はい!わかりました。次は少しでも進歩するように日々努力を重ねます」

 「この次はもっと、もっと課長を気持ちよくさせて見せます」

 「頼もしいわ。その言葉。期待してるわよ」


 三人と竹内課長はその後も毎日のように研鑽を重ねることでより深い快感を得られるようになったが営業成績には何の影響もなかったということである。そりゃまそうだわな。

     

<終>  

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